Concept山梨ナチュラル工房 について

【理  念】

1.地元山梨で出来る被災地支援
2.地産池消の徹底
3.山梨の農林業活性化を被災地支援に繋げる
4.山梨特産品の生産・加工・販売・消費で資金作り
5.障がい者との共存共栄

【目  的】

 原発事故の影響で外遊びが出来ない福島のこども達を安心・安全な山梨に招きリフレッシュしてもらう『じゃんじゃんキャンプ』を継続して行きます。
その為の資金を国の補助金助成金に頼る事なく、農家の協力と自分たちの農園で野菜・果物を生産し山梨の特産品として加工・販売をして、多くの方々に消費して頂く事でキャンプ資金を作り継続して行きたいと強く望んでおります。
 また、農林業の高齢化問題と障がい者を含む就労、雇用問題の促進に微力ながら貢献して行きたいと思っております。

理事長あいさつ 土屋 茂

 特定非営利活動法人山梨ナチュラル工房の理事長を担っております土屋茂と申します。
私は、山梨県に住む普通の住民です。これまでの人生では、まさか福島の方々とこんなに親しくなる事など想像もしておりませんでした。しかし2012年春被災地支援と関わるきっかけが訪れました。福島から越してきた一人のお母さんの一言で自分の人生がこんなに変わってしまうなんて、想像もつきませんでした。その言葉は、「今も被災地で苦しんでいる母親や子どもたちをキャンプとして山梨に招き、リフレッシュしてもらいたい…。」でした。被災地支援に関して自分に出来ることがないか模索していた自分と仲間が動き、協力したいというたくさんの仲間が集まってきました。
 地元山梨で出来る被災地支援を理念に掲げ、福島の子ども達を山梨へ招きリフレッシュしてもらい、山梨の人の温かさに触れ、山梨の大自然のすばらしさを体感して頂き、山梨の食材の美味しさを味わって頂いております。
 最初は被災地支援という言葉に憧れみたいなものを抱いておりましたが、最近は変わってきました。リフレッシュキャンプ(じゃんじゃんキャンプ)をきっかけに福島の人々と交流が始まり、回を 重ねるごとに今は第二の故郷ができたような気持ちで感謝いたしております。令和元年8月の第15回じゃんじゃんキャンプを持ちましてひとくぐりとさせていただきましたが、これからも交流活動を定期的に進めていく為、両県の文化、歴史、産業、観光等を共に体験、学習しこれまで以上の絆を太くして行きたいと考えている次第です。多方面に渡りご支援ご協力くださる方々に心より感謝申し上げます。
 又、山梨の子育て支援の一環で、こども食堂をスタートし、様々な問題に対し皆で考え行動をしてこどもにとってよりよい環境と影響を提供できる場を作ってまいります。こどもの貧困問題もこどもには何も罪はありません。こどもの未来を第一に考えこれからも皆様と共に邁進していく所存です。